斎藤 (Kaori Saito)

映画ライター

映画誌の編集者を経て、フリーのエディター&ライターに。好きな映画はシニカルなコメディとミステリー系。好きな監督はウディ・アレン。

「斎藤香」担当の記事 (44ページ目)

[公開直前☆最新シネマ批評]

映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今回ピックアップするのは28日より公開の、世界中で400万部売り上げた同名ベストセラー(スティーヴン・D・レヴィット&スティーヴン・J・ダブナー箸)の映画化『ヤバい経済学』。エンタメ経済ムービーと銘打った楽しく学べる映画です。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]

映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

今週のピックアップは、東北大震災の影響でタイトルが『身元不明』から原題『UNKNOWN』のカタカナ表記となった『アンノウン』です。タイトル変更は、大震災で多くの方が被災され、いまだ見つからぬ方もいることから変更することを決定したのではないかと言われています。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は映画「英国王のスピーチ」です。

2月28日(日本時間)に発表される第83回アカデミー賞で、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞など、主要部門含め12部門という最多候補となっている『英国王のスピーチ』。今回は、『ソーシャル・ネットワーク』とアカデミー賞主要部門を争うであろう本作をピックアップ! → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は映画「男たちの挽歌」です。

2月19日より公開される『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』は、ジョン・ウー監督の出世作&チョウ・ユンファをスターにした香港ノワールの傑作『男たちの挽歌』(86)のリメイク。製作はジョン・ウーで、彼が認めた韓国版リメイクというわけです。

兄弟と友情の絆をバイオレンスたっぷりに描いた本作ですが、この『男たちの挽歌』という映画そのものもドラマティックな歴史を抱えた映画なのです。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は映画「あしたのジョー」をご紹介します。

いよいよ本日2月11日より公開される実写版『あしたのジョー』。

ちばてつやの原作漫画は長きにわたり語り継がれてきた傑作。最初の実写は70年に公開されているので(ジョー・石橋正次・力石:亀石征一郎・丹下:辰巳柳太郎)今回の映画はリメイクとなります。

とはいえ、リメイクだし、有名な人気漫画だし……とトントン拍子に映画化が決まったわけではありません。企画を立ち上げた伊興田プロデュサーは「最初は、いろんな人にやるな! と言われましたね。そこは手を出しちゃいけない……と」。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は、明日公開の映画「ザ・タウン」をご紹介します。

今回ピックアップするのは、監督としてメキメキ頭角を現してきたベン・アフレック監督&出演の映画『ザ・タウン』。

2007年『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(未公開・DVD)で初監督ながら同年の各映画賞レースを席巻したベン・アフレック監督。監督第2作目となる本作でも、ボストンのスラム街で活動する銀行強盗たちの、スラムから抜け出せない苛立ちや孤独をサスペンスフルに描いて、東京国際映画祭でも大絶賛! いまや「第二のクリント・イーストウッド!」という声まで上がっています。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。今回は、明日公開の映画「GANTZ」をご紹介します。

週刊ヤングジャンプに連載される奥浩哉著の同名漫画の映画化で、マニアックなファンを多く持つベストセラー『GANTZ』がいよいよ今週末より公開されます!

クランクインは2年前の2009年11月9日。死んだと思っていた登場人物が、ガンツ部屋に召集されてくる衝撃のシーンから物語は始まります。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。

本日は明日公開の米国コメディ『デューデート 出産まであと5日! 史上最悪のアメリカ横断』です。

米国と日本でスマッシュヒットとなった『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス監督作。主演はロバート・ダウニーJr.と『ハングオーバー!』にも出演していたザック・ガリフィアナキス。

ふたりは同じ飛行機に搭乗するもトラブルを起こして飛行機から追い出され、アメリカ横断珍道中が繰り広げられるという物語。俺様なピーター(ロバート)と、どんくさいイーサン(ザック)凸凹コンビの化学反応が笑いを次々と生む、かなりお下劣ギャグ満載のコメディに仕上がっています! → 続きを読む

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毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は、本日公開したばかりの映画『アンストッパブル』!

2009年に『サブウェイ123 激突』で、地下鉄相手に悪戦苦闘したデンゼル・ワシントン&トニー・スコット監督。今度は暴走する巨大列車を何とか止めようと体当たりする映画を仕上げました。どれだけ電車好きなの? 鉄道ヲタですか? と聞きたくもなりますが、試写を見て大興奮。『サブウェイ~』よりも迫力倍増した、パワフルなザ・アメリカ映画なのです。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は昨日公開されたばかりの映画『相棒-劇場版Ⅱ』。

昨日、天皇誕生日に公開された『相棒-劇場版Ⅱ-警視庁占拠!特命係の一番長い夜』。テレビ朝日人気ドラマの映画化第2弾です。実は、ドラマ『相棒』を見たことがない記者。ドラマも知らんで何がわかるんだ? と怒られそうですが、映画をヒットに導くにはドラマファンじゃない観客も取り込んでいかなくては! そこで、「相棒」ビギナーの記者も参戦して、作品の魅力をお伝えしようというわけです。 → 続きを読む

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毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日は明日公開の『ばかもの』。

成宮寛貴と内田有紀主演のラブストーリー『ばかもの』。原作は芥川賞作家の絲山秋子氏。ということは物語はしっかり練られ問題ないだろうと想像できますが、それがどこまで映像として訴えるものになっているかがポイント。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中からおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。本日はいよいよ明日公開の『武士の家計簿』です。

最近ブームの時代劇。カンヌ映画祭を湧かせた『十三人の刺客』あり、人気漫画が原作の『大奥』あり……。バイオレンス、色恋とそれぞれ個性豊かです。そんな中、公開される『武士の家計簿』。

江戸時代後半、加賀藩の財政に代々かかわっていた猪山家。長男・猪山直之(堺雅人)も御算用者(会計処理の専門家)に。直之は、経理の不正を暴くほどのソロバンの達人。やがて出世していくが、家計が火の車になったとき、彼は猪山家の仕分けを始めます。 → 続きを読む

[公開直前☆最新シネマ批評]
毎週金曜日は、映画ライター斎藤香が皆さんよりもひと足先に拝見した最新映画の中から、明日公開のおススメ作品をひとつ厳選してご紹介します。さて、本日は何やらワケありな赤ちゃんが登場する映画『Ricky リッキー』です。

『8人の女たち』『まぼろし』などで知られるフランソワ・オゾン監督。その新作は、家族をテーマにした赤ちゃん映画。とはいえ、やはり一筋縄ではいかない。赤ちゃんにはリアルに羽があるのだから!

物語は、シングルマザーのカティ(アレクサンドラ・ラミー)が職場の新入りパコ(セルジオ・ロペス)と恋に落ちて、妊娠。リッキー(アルチュール・ペレ)を生むが、その背中に羽根があったことから、家族の形が変わっていく様を描く。 → 続きを読む

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