近年、よく耳にする “クール・ジャパン”。マンガやアニメ、原宿ファッションなどの日本独自のポップ・カルチャーが海外でウケている現象をさす言葉ですよね。
しかししかし。その流れは今に始まったことでなく、すでに230年前の1791年にはあったっていうからビックリ! えーーーっ、萌えもゆるキャラもツンデレも、すでにすべて江戸時代に生まれてたとしたら……それがホントなら、たしかに超絶クールだわ!
今回レビューするのは、そんな江戸時代の “クール・ジャパン” をビンビンに感じ取れるシリーズ本2冊。その名も、『江戸マンガ1 芋地獄』と『江戸マンガ2 人魚なめ』。コレ、当時お江戸でブームとなっていた黄表紙を “江戸マンガ” と解釈して現代語に超訳しちゃったすんごい本なんです!