「ガムの持ち込み禁止」という、世界でもなかなか珍しい法律が存在するシンガポール。「そんなバカな!」と思ってしまうけれど、ウソじゃありません。
なんでも、長らく権力の座にあったリー・クアン・ユー氏は吐かれたガムの害を問題視していたそうで、鉄道のドアセンサーにガムをくっつけるいたずらが横行したことをきっかけに全面禁止にしてしまったのだそう。それ以来、ガムをシンガポールに持ち込むと、高額の罰金が科せられるようになっています。
これからお伝えするのは、今思い出しても背筋がゾッとする、私がシンガポールにうっかりガムを持ち込んでしまったときのお話です。